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仕事を効率的に!達成欲を活かす方法とは?
みなさんの中で仕事をしているときに、次のような悩みを感じる人はいませんか?
- リスト何かを終わらせても、「まだやりきれてない…」と感じる
- プロジェクトを行う際、自分はどんどん進めたいのに周りがついてきていない…
そして、そうやって悩むたびにこのように感じて苦しくなってしまうことはありませんか?
- どうして自分はもっと頑張りたいと思ってしまうんだろう?
- 自分は常にやるべきことが多いのに、なぜ周りはそんなに余裕を持っているの??
もしかするとそれはストレングスファインダーの「達成欲」という資質を上手く使えていないだけかもしれません。
達成欲を上手く使えば自分の苦手を解消できるだけでなく、チームメンバーのやる気を引き出して生産性をあげることができます。
これができるとあなたはメンバーから頼りにされる存在になり、リーダーシップを発揮できること間違いなしです!
この記事では、「達成欲」を最大限に活かして、周りの人たちとより良い協力関係を築く方法を解説していきます。
達成欲の特徴
達成欲の資質には、次のような特徴があります。
- 始めたものを終わらせたい
- 生産的に動き、終わらせることが好き
- 仕事や家事など熱心にすることが好き
- 忙しくしていたり、生産性であるときにとても深い充実感がある
- 完了したらすぐに違うタスクを作る
- スタミナ、体力、気力がある
- 進捗状況がわかるとやる気が増す
「達成欲」という名前の通り、この資質は何かをやり遂げる!!という意志を表します。
そしてこの意志は「絶対に」やり遂げる!!という強い意志のため、達成させるまでのエネルギーが非常に大きいです。
このエネルギーのお陰で何かを始めると止まる事なく行動をし続けることができます。
例えば、任された仕事をやり遂げるために、作業に没頭していて、気付いたら深夜になっていた。といった経験はありませんか?
達成欲が上位資質にある方は過去に似たような経験をしているかもしれません。
他の資質との比較
ここからは「達成欲」の理解をより深めていくために他の資質とも比較してみましょう!!
他の資質と比べることでより細かい資質の意味を理解することができます!
「活発性」と「達成欲」
この2つはどちらも何かをやりたい!!という意味を持つ資質です
しかし、これらの資質にはこのような違いがあります。
- 活発性:何かを始めたい
- 達成欲:何かを終わらせたい
何かを終わらせて次のタスクを作るという点では何かを始めたいとも捉えられますが、とにかく終わらせることが目的です。
始まりと終わりのどちらにフォーカスしているのかという点が異なりますね!!
「内省」と「達成欲」
どちらも資質を活用すると忙しくなる、という点で共通の意味を持ちます。
ですがこれらの資質には次のような違いがあります。
- 内省:考えることで忙しい
- 達成欲:行動することが忙しい
思考なのか行動なのかという点が大きな違いです!!
実は私もこの2つを上位資質としてどちらも持っています。
これらの資質を上手く使えていなかったときは、考えて行動して考えて行動してととても忙しくなってしまい、気付いたらどっと疲れてしまう、、、、ということが起きていました。
「成長促進」と「達成欲」
この資質はどちらもやり遂げる事が好き、という意味をもちます。
ですが次のような違いがあります。
- 成長促進:自分以外がやり遂げることに関心がある
- 達成欲:自分が仕事をやり遂げる、終わらせることが好き
やり遂げる人が自分なのか、相手なのかという違いですね!
いかがでしょうか?
- 始めることと終わらせること
- 思考なのか行動なのか
- 自分なのか相手なのか
この微妙な違いが資質を理解するうえで重要になるのでしっかりと覚えておいてくださいね!!
ここまでで、達成欲の資質についてかなり理解が深まったのではないのでしょうか?
ということでここからは最後!
達成欲の強み、弱み、活かし方について解説していきます!!
強みになる環境、弱みになる環境、活かし方
まずそもそもですが、大前提、資質には良い面と悪い面の二面性があります!!
上位資質を上手くバランスよく使えば「強み」となりますが、使いすぎてしまうと「弱み」となります。
こちらの記事でストレングスファインダーの超基本知識について解説してるので合わせて読んでみてください。
ストレングスファインダーを間違った知識で活用しないためにもしっかり基礎知識を学ぶことが重要です!!
強み
達成欲を強みとして使うと次のような状態になります。
- 仕事を通じて他の人を助ける
- 他の人のために仕事をする
- 行動をとても重視している
- 他の人のために気遣いで行動している
- 口だけでなく、行動で示す
- 行動して信頼を得る
どうでしょう?
自分がもしこのような人材なら、個人でも組織でもクライアントから喜ばれる存在になれると思いませんか?
弱み
一方、弱み化してしまうと次のような状態になってしまいます。
- 忙しいのが好きだが、重要なことをやっていない
- 人より仕事を優先してしまう
- 仕事を完了させることや成果ばかりを大事にしてしまい人を蔑ろにしてしまう
このような人材ではこの人に仕事をお願いしよう!!!とはなりませんよね?
むしろ、少し心配になります。
強みとなっていればガンガン行動して成功に近づきそうですよね?
しかし弱みとなってしまうと成果に繋がらない行動ばかりで成功から遠ざかりそうだと思いませんか?
このように資質は強みとして使うことがとても大事になります。
なのでここからは達成欲を弱みとして使わず強みとして使うための資質の活かし方について解説していきます!!
活かし方
達成欲を強みとして使うためには次の点を意識してみてください。
- 新しい目標を立てる
- 自分のペースで動ける環境を作る
- 一つの仕事を自分で管理できようにする
- 休憩もタスクの中に組み込んでしまう
達成欲の高い方は、一度やると決めたことや目標が決まると、それらをやり遂げるためにどんどん行動できる力を持っています。
だからこそ、しっかりとゴールを設定することが重要です。
しかし、ゴールが大きすぎたり、達成までの道のりが長すぎると、気持ちが折れてしまうこともありますよね?
そんな時は、ゴールまでのプロセスをいくつかの小さなステップに分けることがおすすめです。
すると、達成感を得られる回数が増えます。
タスクを完了させるのが好きな達成欲持ちさんはやり切った感によってやる気が維持され、気持ちが折れずに行動することができます。
そうすることで、遠いと思っていたゴールも、いつの間にか達成できていますよ!
また、弱みとして説明した周りの人を蔑ろにしてしまうという状態にならないようにするには次の点を意識してください。
- タスクをうまく管理できる環境を作る
- 自分のペースで仕事ができる環境をあらかじめ整えておく
こうすることで余裕が生まれ、周りの人を蔑ろにしにくくなりますよ!
ですが、どうしてもチームで動かないといけない場合は自分は達成欲があるのでガンガン進んでしまうということを理解して、周りの人を無理させすぎていないかということに注意して行動してくださいね!!
また、タスク、タスクと慌ただしく行動して疲弊しないためにもあらかじめ休憩を予定に組み入れましょう!!
休憩を挟むことで体力や気力が限界にならず持続的に高い成果を生み出すことができますよ!!
まとめ
先ほど少し触れましたが私の上位資質にも達成欲があります!
私の経験で、達成欲を上手く使えて結果に結びついた事例を紹介しますね!!!
私も、ついタスクをたくさん作りすぎてしまい、慌ただしく行動していた時期があります。
その結果、疲れ果てて、外出するのも嫌になるくらい何もできなくなってしまいました。
しかし、それは「達成欲」の弱み使いで、逆に自分を追い込んでしまっていることに気づきました。
そこで、あらかじめ「この日は休む」と決めて、バランスを取ることを意識して予定を立てるようにしました。
その結果、無理をすることが減り、プロジェクトの進行が効率的に進むようになりました。
これにより、疲れて動けなくなることが少なくなり、結果的に仕事の質が向上しました。
さらに余裕が生まれたことで、メンバーに対しても優しく接するようになり、全体の生産性をあげることができるようになりました。
このように「達成欲」を上手く使うと仕事の質が向上し、全体の生産性を上げることができますよ!
私は上手に資質を使えているかな?と思われたかたはぜひ私のセッションを受けてみてくださいね!!
あなただけに合った資質の活かし方についてアドバイスさせていただきます!
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